若宮神社の歴史と昔の様子

【若宮神社の歴史】

若宮神社には、もう一つ御嶽神社が祀られています。

境内の西側に小さな鳥居の奥にあり、ペットの神様として有名です。

【狛犬】約220年前に奉納された狛犬は、以前は社殿の前にありました。

狛犬の奉納年号が刻まれた台座の写真と拓本。【平成18年(2006年)1月18日に撮影】

【若宮神社の昔の様子
昭和30年代、豊田上空から若宮神社、建設中の多摩平団地方面を望む。神社周辺の黒川地域や吹上地域は畑が広がっている。
【七五三】賑わう七五三の様子、境内中央には大きな杉のご神木。

神社参道にはお参りを済ませた子供を出迎え祝う近所の方々の姿。

【お祭りの様子】 写真左は1973年(昭和48年)頃の祭りの様子。境内には提灯が飾られ太鼓が置かれ、近所の人がお参りする。右は近年の社殿の様子。

【太鼓山車】
子供達が砂利道を曳いて歩き、山車には数人が乗り太鼓をたたく。太鼓の上部にはお神輿と同じように、鳳凰が飾られ稲穂を口にくわえていました。

【太鼓】
大六天(現:多摩平地域)の開墾組合豊田青年会が、1956年(昭和31年)9月に神社に奉納したもので現在は拝殿内に置かれています。


太鼓の上部には鳳凰を飾る台座があるが鳳凰は行方不明。

現在は、太鼓と同じ時期に造られ豊田本村と刻まれた山車に、新しく造られた太鼓を載せ花飾を
つけ子供会で町内を回っている。

【幟旗】1881年(明治14年)9月吉日奉納された下組の幟旗。旗のサイズは長さ9.7m、
幅は1mある。

1997年(平成7年)9月7日の祭りの時を最後に下組の旗は建てられていない。鳥居の前に台座組み込み用の穴は常設され現在もある。ほかに、中組の幟旗もある。旗を立てた場所は神社鳥居から、
坂道を50m程下った突き当りのT字路両角に建てられ、今でもその名残がある。
【神輿】若宮神社には、現在担いでいる大人の神輿の他に、子供神輿が1基あったが今は行方不明。1986年の頃は、千貫神輿と大人の神輿のほかに、黒川自治会や吹上自治会のほか、豊田地域のスポーツクラブ欅なども手作りの神輿など、5基を担ぎ祭りを盛り上げていました。

左は1955年(昭和30年)に造られた大人の神輿で現在も担いでいる。右は、約40年前1979年(昭和54年)に地元の大工さんの手作りした千貫神輿。多くの担ぎ手が必要なため現在は担いでいない。

千貫神輿奉納を祝い、神社境内で担いでいる様子。左に小さく見えるのは、現在お祭りで大人が担いでいる神輿。

千貫神輿の朝日新聞報道記事